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愛媛県松山市湊町6丁目4−16
高須賀ビル2階
TEL 089-931-0111
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院長日記

2011年9月18日(日)
更年期障害にひそむ「仮面うつ病」

 52歳のAさん。51歳で閉経後、微熱が時々あり、体が重く、だるさが続くようになりました。めまいや、のぼせ感にも悩まされ、婦人科を受診しました。更年期障害の診断で女性ホルモン剤と漢方薬で治療を続けましたが、半年しても良くなりませんでした。食欲もなくなり、内科で血液検査や内視鏡で調べても、異常は見つかりませんでした。そのうち眠れなくなり、些細なことでイライラする様になったため、心療内科を受診しました。
 Aさんにとって意外だったのは、「仮面うつ病」と診断された事でした。不眠や、イライラはあっても、少しやる気がしないだけで、気分の落ち込みはあまりなく、うつ病とは思ってもみませんでした。しかし、実際に、抗うつ剤を服用し、治療を続けていくと、食欲がもどり、眠れるようになりました。そのうち、めまい感もなくなり、薄皮をはがすように、体のだるさがとれていきました。微熱もなくなり、3ヶ月も経つとほぼ元の体調にもどり、家事も調子よくできるようになりました。

 日本人女性の平均閉経年齢は49.5歳。個人差が大きく42歳から56歳くらいまで幅があります。閉経の前後5年間を更年期と呼びます。この間、女性ホルモンをつくる卵巣の働きは著しく低下し、30代には平均15gあった卵巣は50代には5gにまで減少し、女性ホルモンは10分の1以下になります。この女性ホルモンの急激な減少とそれに伴う自律神経の失調が、体への大きな負担となります。
 さらに、更年期は、子どもが自立し、家庭にひとり取り残される「空の巣症候群」や、夫が定年になり生活が密着し、拘束感などによる「夫在宅ストレス」、近親者の「介護ストレス」など、様々なストレスを抱えやすく、精神的な負担が大きくなる時期です。
 これらの心身両方の負担が絡み、更年期症状を引き起こします。

 更年期の女性の約70%が何らかの更年期症状を経験します。
更年期症状には、

@ 血管運動症状 (ほてり のぼせ 発汗 冷え性) 
A その他の自律神経症状 (頭痛 めまい 動悸 肩こり) 
B 精神症状 (情緒不安定 イライラ 不安 憂うつ 意欲低下 不眠 倦怠感)
 等があります。そのうち日常生活に支障を来すまでに症状が強いものを更年期障害と呼び、更年期女性の約30%にも及びます。
 さらに、更年期障害のうち、約20%の人がうつ病を伴い、その過半数が「仮面うつ病」と言われる、体の症状が顕著で、その「仮面」の下に精神症状が隠されてしまい、気づかれにくいタイプのうつ病です。

 更年期障害の治療は、@血管運動症状(冷えのぼせや発汗など)が中心なら、まず婦人科への受診をお勧めします。しかし、Aさんの様になかなか良くならない方やB精神症状の強い方は、一度、心療内科にご相談ください。 特にうつ病であった場合、抗うつ剤による薬物療法や女性のライフサイクル、更年期への十分な理解に基づく精神療法が大切です。

2011年1月30日(日)
東洋医学の「証」と心療内科の「証」

 15年ほど前になりますが、東洋医学を勉強したいと、週一回の研究日に、東洋医学研究所にて研修させていただきました。最初の半年は見学を、その後の2年間は実際に診療をさせていただき、とても勉強になりました。

 東洋医学は、西洋医学とはまったく異なる、虚実、気血水、五臓論など独自の医学体系を持っています。そして、精神と身体を一つのものとして扱い、症状により、薬を出すのではなく、「証」といわれる病状と体質を合わせた様な心身の状態、全体のパターンの特徴を捉え、漢方の処方を決めていきます。

 一人、一人の患者さんの体質や状態を考えて、処方を選ぶという発想は、その後の私の臨床にとても役立ち、心療内科で使われる抗うつ薬や抗不安薬を選ぶ時に、自分なりの心療内科的「証」を考えるようになりました。(漢方の証とは別物です)

 例えば、抗うつ薬は、SSRIが3種、SNRIで2種、NaSSAが1種 さらに古い世代で、SARIが1種 四還系が3種、三環系で今でもよく使われるものが4種ほどありますが、その14種の一つ一つの薬剤に薬理学的な特徴があり、精神症状や身体状態、体質との相性を考え、私なりのその薬剤の持つ「証」をイメージや知識として持つようにしています。そして、診察中に、患者さんからできるだけ「証」を読み取り、薬剤選択に生かし、また、患者さんの経過を追いながら、フィードバックして、その「証」や処方の修正をしていきます。

 臨床経験の蓄積に、その治療者の持つ思考の枠組みである理論や概念に、どうしても生の経験から切り取れる部分が限定されてしまいますが、できるだけ多軸の参照枠を持つためにも、東洋医学の「証」という発想が役に立っています。

2010年10月3日(日)
パニック障害と闘う七ヶ条

 パニック障害とは、ある日突然、動悸や呼吸困難、胸の痛み、震え、吐き気、気が遠くなるなどの発作が起こり、激しい不安に襲われる病気です。
通常発作は数十分で収まります。
 しかし、その不安のあまりの強烈さのため、また発作が起きるのではないかと恐れる予期不安となり、苦手な場所や状況ができることも多く、例えば電車の中や車の渋滞、人混みなどに入れなくなり、生活の大きな支障となります。

 まず心療内科で正確な診断を受け、薬物療法など適切な治療を受けましょう。
 その上で、ご自身でできる工夫を挙げてみました。


【自律神経系を安定させる】

@カフェインを控える。(これがけっこう重要)

A規則正しい生活を心掛ける。過労、睡眠不足は発作のもと。

B予定を詰め込みすぎず、できるだけ何事も余裕を持つこと。

Cウォーキングなど軽い運動をしましょう。

D「パニック防止呼吸法」を身につける。
 3秒間でゆったり浅く息を吸って、3秒間でゆったり息を吐く。
 深い息をしすぎないことが大切。
 この6秒間呼吸(一分で10回の呼吸)を毎日練習しましょう。


【不安への対処を練習】

E軽い不安なら、お茶を飲む、音楽を聴く、景色を眺めるなど、
 体の外へ注意を拡散させる。


F少しの兆候から、発作が起きたらどうしようと考え、最悪の事態を想像し、
 逆に自分を発作に追い込んでしまいます。
 この自動的に浮かぶ考えや想像こそが、不安と恐怖を膨らまし、
 発作を誘発する真犯人であることに気づきましょう。
 「どうしよう」ではなく、「どうにかなる。時間さえたてば、必ず不安は消える」
 と考えを置き換え、悪い想像をストップさせましょう。

2010年7月15日(木)
今日という日は、残された人生の、最初の一日

先日 NHKのある番組でMr,Childrenのボーカル 櫻井和寿 さんが
インタビューを受けていました。 
「一番好きな言葉は?」 との問いに
「今日という日は、残された人生の、最初の一日」 
と答えていました。
ありふれているようで、心に深く残る一言。

ミスチルは好きでしたが、ファンというほど近くもなく、
2002年 櫻井さんが小脳梗塞で入院し、活動を休止してから
2003年 非営利組織 ap bank を設立 環境問題などに取り組み
Bank Band
での音楽活動で資金を集めるなど、
この病が彼にどんな影響を与えたのかは知らないのですが、
以後の彼は変わったな という漠然とした印象を持っていました。

残された人生の。。。。

「限りを知る」 自分とつながるすべての事柄に限りがあり、
それを自覚することで
,今の貴重さが浮き彫りになる。

(精神療法的に私なりに考え、言い換えるなら、
 すべての関係性の中に、すでに、対象喪失の過程の萌芽があり
 限り(喪失)を自覚するというその小さなワークスルーの中で、
 自己と対象のgoodやbadな側面の小さな統合が起こり、
 その関係の持つ性質を超えて、関係性があるということそのものの、
 自己や他者やその関係が存在する(本当は奇跡?)というレベルの
 実存的な生き生きとした
実感を呼び覚ますのだと思います)

「今日という日は、残された人生の、最初の一日」
さあ、この言葉から「限りを知る」ことのエネルギーをもらい、
その最初の真っ新な一日として、今日を味わうぞ!

2007年1月7日(日)
あらしのよるに

昨日の夜は、ひどい嵐でした。台風のような風がびゅうびゅう吹いて、
眠りにくかった方も多いのではないでしょうか

今日は、たまたま「あらしのよるに」という映画を見ました。
こどもの絵本が話題になり、映画化されたもので、小説にもなっているようです。

ある嵐の夜に、狼と羊が出会い、闇の中、お互いを自分の仲間だと勘違いします。
雷におびえ、怖がるところが似ていると親しみを覚えていきます。

そこから、本来は、食う者、食われる者という立場のふたりが、
友情を深めていくお話しです。

肉食の狼は、羊など、他の動物の命を食わずには、生きていけません。
大切な友達に、本能を向けてしまう自分に苦しむ狼の姿が、切ないです。
葛藤が大きいほど、そこから選び取られる愛情は、純化されますね。
小説の方は、羊のメイを女の子として、描いているみたいです。
そちら方も読んでみたいです。

嵐のあと、今日は、身が凍るような寒さです。
こんな日も、こころの中は、温かくしておきたいと思いました

2007年1月4日(木)
新しい WEBサイト を作りました。

明けまして、おめでとうございます。
皆さん、お正月は、いかがだったでしょうか?

この休みを利用して、WEBサイトのデザイン、内容を新しくしました。
パソコンでの作業は、目がしょぼしょぼ、肩も凝りますね。
日々、パソコンを使ってお仕事をされている方の苦労を、思いつつ、
マニュアル片手に格闘しておりました。

今年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。

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